Revolutionという、ありきたりと言えばありきたりな
タイトルの新曲ですが、
ここ数年、市民運動や
政治のフィールドに
深くかかわってきた
私にとっては単なる比喩とかじゃない
ある種の夢のようなものが
市民が本気で立ち上がることでした。
一見、自由度を増したようにも見える現代社会ですが
支配の鎖は確実に締め付けを増してきています。
まるでストックホルム症候群のように、支配者に
親しみを持ったり、なんなら熱烈に
支持していたりする。
肉屋を支持する豚、さらには自分を肉屋だと思い込む豚
などまでもが存在するありさまです。
何重にも入り組んだ構造は、
支配の実態が分かりにくく、
一見、穏健なシステムで、静かにしかし完全に支配する
システムを完成させた日本は
ある意味最先端だとは思う。
インターネット vs オールドメディア
などという人もいるが
ネットの世界も支配されていることに変わりはない。
人によって表示するものが違う、
一見親切なアルゴリズムは
見せるもの、見せないものをコントロールし
真に都合が悪いものは、
いわゆるシャドーバンしておけば
人の目に触れることは無いのだから・
これまで7年ほどだろうか? デモ行進や街宣など
市民運動や政治の現場で歌ってきた。
そもそもの規模が小さいけれど
栄枯盛衰、その時々のヒーローのような人や浮き沈みは見てきたけれど
なぜ市民がバビロンに勝てないのか? それは
我々皆が自己顕示欲に負け、
自らを正しいと思えば思うほどに
他人を批判し、あいつは偽旗だ などとやってきたから
それに尽きると思うのです
がしかし、実際に自分は公安のスパイだったと自ら
カミングアウトした人も知っているし、
IIAや偽旗というものも
本当にあったりもするから難しい。
そんな経験も踏まえて、今一番歌いたいことを
そのまま歌った曲です。
歌詞に答えがあるわけでもないけれど
今思うことはこんな感じなのです。